3月7日、四国中央市の三島川之江港の金子1号岸壁にガントリークレーンが設置されました。
全長85m、高さ53m、総重量720トン、四国中央市初のガントリークレーンです。
この大きなクレーンを遙々三重から運んできた船がこちらの日本に一隻しかない特殊なフォーク船。
台船の先端にあるフォーク状の部分を岸壁に差し込んで、クレーンがワイヤーで引かれ岸壁上部にスライド、クレーン土台にある走行装置を岸壁にあるレールに接続する方法で陸揚げとなります。
巨大重機好きにとってはたまらない光景、陸揚げ前日の早朝、向かいの岸壁から入港シーンを見ようと出向いたもののすでにガントリークレンを載せた台船と曳船は湾内に。
生憎の空模様だったので少しでも近くで見ようと場所移動。
接岸前に湾内で180度ターン。
ちなみに右手に見えるのは、木材チップの積み下ろしを行うアンローダークレーン。
反転あと金子1号岸壁にプッシュ。
現在のコンテナ積み下ろしに使用しているのは中央のハーバークレーン。
現在は、このクレーンでコンテナ船への荷役を行っています。
岸壁内でのコンテナ移動はこちらのクレーンとリーチスタッカーで。
ゆっくりと岸壁に押しこんでいきます。
動きが停まったので金子岸壁近くに移動。
岸壁内には立ち入り禁止なので外から。
翌日、ガントリークレーン陸揚げの日。
NO1となっていますが、追加発注の予定もあるのでしょうか?
入港時には起き上がっていた船首のフォークがフラットになっています。
作業開始まで少し時間があるので少し工場萌え。
船首を岸壁に向けます。
次の作業は、午後からとのことでタグボートも一旦休憩。
ガントリークレーン引き出し作業までしばらく時間があるので一旦帰宅、午後から再出動。
再び現場に到着したときは、既に引き出し作業中でした。
徐々に岸壁に近づいて行きます。
無事に岸壁に上陸。
運用は4月1日からの予定。これからコンテナの扱い量が増え大きなコンテナ船が入港してくれればうれしいのですが。