先日、愛媛県の西条市に用事があり出向いた際に少し足を延ばし、紺碧の淵こと止呂淵(とろふち)を覗きに行ってきました。
場所は、高知いの町に抜ける国道194を加茂川の支流である谷川に沿って南進、道中二つ目のトンネル風透トンネルを抜けすぐ左折、笹ヶ峰登山口へと続く道の案内板があるのですぐにわかります。
車を止めて止呂淵を見下ろすことが出来る止呂橋へ向かいます。
この先は、笹ヶ峰登山口に当たるので登山届を入れるポストも設置されていました。
止呂峡に架かる止呂橋。
コンクリート製だとは思いますが、中世の頃に出来た石造りの橋のようにも見えます。
この橋から下流方向に見下ろせば止呂淵が見えます。
確かに水が青く澄んでいて綺麗です。
紅葉の時季に訪れて見るのもいいかもしれませんね。
ここまで来たので、もう少し南進することにします。
農業公園型テーマパーク「石鎚芸術村チロルの森」の入り口の看板。
地ビールやバーベキュー、石窯で焼いたパンやピザを食べたり、釣堀、ゴーカートをして楽しんだときの若かったころによく行ったときの記憶が蘇ります。
残念ながら2004年の台風21号で大きな被害を受けその後2009年に閉園、今はこの地に新たに温泉施設を作るそうで、色々と準備をしているそうです。
さらに高知方面に進み、寒風山トンネルの入り口脇に車を停車。
寒風山トンネルは、愛媛県西条市と高知県吾川郡いの町との間にある寒風山の下を貫く全長5,432m、1999年4月に開通した四国最長の道路トンネルです。
写真左側に半分ほどしか写っていませんが、トンネル脇にある緊急用の出入り口。
中からく冷たい風が吹いてくるので、暑い日はここで涼むととても気持ちが良いと思います。
寒風山トンネルより愛媛側1キロほど手前には、美味しい水を飲むことができる水汲み場が2か所あります。
数本のパイプから噴き出すこの水は寒風山からの湧水。
手ですくってみるととても冷たく年中12~14℃で流れ出ているそうです。
で、口当たりも柔らかくとても美味しい!
道路脇に車を数台止められるスペースがあるのでゆっくりと味わうことができます。
少し下ったところにも水汲み場があります。
こちらの水も冷たくて美味しい!
ただこちらは車を止めるスペースが1台程しかないので先客が居たら諦めるか別の場所で待機となりますね。
喉も潤い、このあと道路脇にある堰を見て回りながら下ります。
国道194号線脇を流れる谷川はどこを見ても水が綺麗。
至る所から石鎚山系からの地下水が自噴し多くの場所では水道料金もかからず、西条市はまさに水の都ですね。