ある人からメールがきたので返事を送った。
それを見たその人から一時間程して電話がきた。

「どうした?今度は何があったの?
死にそうな勢いの暗さじゃないですか」

ありがとう。でも、なんもないの。
たまにさ、ものすごい淋しさがあたしの中を埋めるの。
何があった訳じゃないの。

ただ淋しすぎて、途方に暮れてたとこ。

「これから泣く?」
と、聞かれて思わず「はい」と答えてしまった。

結局私は泣かなかった。
「泣けるものなら泣いてみろ」
と言い、その人はずっとくだらないことを話し続けた。
半分はエロトーク、半分は古代文明について。途中、古代文明時代のエロトークについて。

…ありがとう。興味のない話しのお陰で、泣く気が失せました。
ごめんね。うん、うんぐらいしか返事しなくて。
私の空気を変えてくれようとするあなたの優しさには、
泣けました。
忙しいのにかまってくれてありがとう。

明日も明後日も来年も10年後もその先も、
悲しくなったら話を聞くよ。
だから、もうあんまり泣かなくていい。

ちょっと真面目に、ちょっと軽めにそんなことを言う
あなたの優しさを見習うよ。
ありがとう。


おやすみ。