灰色の雲 ガラス越し 瞳に退屈を映し出す
でも知らないよね 反射した君
見つめてるんだ ってことをさ
いつもの席にいる 明日もきっと居る
本を読んでる姿 物語にみせる表情
好きなんだ ただそれだけさ
小難しい文字を紐解く姿 子供っぽく
真似したくなる 知りたいんだ
背表紙の文字 読み解いてるんだ
君の想ってる 空想 何もかもさ
棚に並ぶ君の心 手にとって読んでるんだ
どうして 悲しい物語でいっぱいなんだろう
茜色のそら 窓際で視つめる 横顔
気がついてなよね 茜色に染めた君
物語越しに 見つめてるってことさ
今日も遠くへゆく目線 何を想ってるのかな
文字みたいに 読み解けたら楽なのにさ
読んでみたいんだ 読ませて欲しい
君っていう 素敵な物語の一部をさ
同じ味 同じ食感 ずっとさ
真似してるけど 少しでも知れてるかな
いつか 言葉 絡み合うと願って
今日も 目線 過ぎ去って
༺ནཎ༒Fuga༒ནཎ༻