皆さまは、選択的夫婦別姓に反対ですか？
賛成ですか？
2000年初頭に、野田さんがまとめた選択的夫婦別姓に反対する高市さん、山谷さん、片山さんのグループが対案を示した結果、昨日「通称使用を拡大する」という対案が出たようです。
https://www.sankei.com/politics/news/210401/plt2104010036-n1.html
こうなる以前に、旧姓を婚姻届を出した役所に届け出ることで、旧姓を社会生活上使うことができる制度を稲田さんが婚前氏続称制度として提唱していました。
選択的夫婦別姓に対する世論の高まりがあり、世論に追従する形で女性政治家の発言も高まっています。
以前は賛成・反対・対案の3つのグループがありましたが、3つのグループが賛成・対案の2つのグループに巻き込まれる形になっている点が興味深いですね。
これを伝統的家族観とそれに変化をもたらそうとする家族観とのイデオロギー対立と見るべきか、女性議員同士の主導権争いと見るべきか？
イデオロギー対立であれ、主導権争いであれ、女性議員同士が、外に見える形で対立し、議論されている姿は望ましく思うと同時に、女性議員が改革の一翼を担っているという認識を党外に示していると思います。
これは、世論に追従するだけの政治スタイルから、「ようわからん」って思う国民をいかに説得力を持って導いていけるかといった政治家にスタイルに脱却できるチャンスかもしれない。