4年前、自民党内、というか地方組織の都知事候補者選定過程が、多様な候補者が政治家を目指せる制度になっていたかには関心あります。
さらに公認を得るための東京都連の「手順」を完全に無視するに至った過程はどのようなものだったのか?
さらに選挙のたびに浮上する学歴詐称問題という敵陣に利用されやすい要因を携え、自民党の地方組織に敢えて挑み込んだ小池さんの思考メカニズムはどんなものなのか?
私は、その真偽には関心がありません。もう分かりますよね。しかしむしろ、小池さんが学歴云々に割いたであろう多大なコストには大きな関心が向いています。
その、コストを勘案すれば、カイロ大学の主席卒業生として、堂々と証明書提示が可能であっただけでなく、政党組織の構造的課題を熟知した、課題解決型の政治家になれたはずだと、感じてならないのです。
結果として、総理への道が開けたかもしれないわけです。
でも、なぜ思い描いただけの物語を真実にするための努力にコストを割かないのか?
そこにこの問題の鍵があるような気がします。
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