中央区では区立中学校に進学する際に「自由選択制度」を採用しています。
区立中学校は、「晴海」「佃」「銀座」「日本橋」の4中学校がありますが、小学6年生になると、児童の居住地から指定される「指定校」を選択するか、それ以外の3中学校のうち、いずれかを「希望校」として選択することが出来ます。
来年4月の新中学一年生における「希望校」順位は、
1位 銀座中学校 108人
2位 佃中学校 63人
3位 日本橋中学校 26人
4位 晴海中学校 24人
です。
ここ数年銀座中学校の希望者が大変多いのが特徴ですが、大きな理由の一つとしては立地の良さがあげられます。教育委員会の説明によると、銀座中学校の希望者の約7割は国立等との併願をしており、実際に入学するのは希望者全員ではないとのこと。
尚、各中学校は、「希望校」で受け入れる他地域からの生徒の定員を40名としています。
ここ最近、銀座中学校(108名)、佃中学校(63名)ともに定員を大幅にオーバーしていますが、前年度に準じた措置ということで、今のところ抽選などの措置を取ることなく、児童が希望する中学に通うことが出来ています。
中学校に進学するにあたり、「これから先も長く良好なお友達関係を続けていきたい」と考える場合と「心機一転、新しい交友関係と環境で頑張りたい」と考える場合とあると思います。そのいずれの選択も尊重し、できる限り希望通りの公立中学校に進学させてあげるよう支援していくのも行政の仕事であると考えております。