小中学校の不登校・いじめの状況について(中央区)
本日は所属する区民文教委員会において、不登校といじめの実態が議論されました。
区内の小中学おける不登校の実態は、
平成26年度
小学校の不登校:17件(うちいじめが原因とされる不登校11件)
中学校の不登校:49件(うちいじめが原因とされる不登校 2件)
平成27年度
小学校の不登校:17件(うちいじめが原因とされる不登校 9件)
中学校の不登校:43件(うちいじめが原因とされる不登校 0件)
では、「いじめ」以外の不登校の原因は何でしょうか?
教育委員会からの説明によると、「いじめを除く友人関係をめぐる問題」「教職員との関係をめぐる問題」「入学・転編入学、進級時の不適応」など、とのことです。
私は、「不登校の原因は極めて複合的であり、たった一つの要因に絞ることは、現実的でない」ということを申し上げたうえで、複合的な要因、例えば「不適応」という言葉に「内在するいじめ」「目に見えないいじめ」が本当に存在しないのか? 教育現場において徹底して頂きたいということをご要望致しました。
不登校、自殺、暴力等、極端な行動に子供たちが出てしまうほど追い詰められる前に、不登校もいじめも早期発見が重要です。これらの問題について、「傍観者」とならないよう、大人である私たち保護者も気を付けなければなりません。