ブラジルで第2次世界大戦に伴い、日本の移民が迫害されたことについてブラジル政府は初めて公式に謝罪しました。   ブラジル政府の諮問機関である恩赦委員会は25日、第2次世界大戦における日本の移民に対する人権侵害について審議を行い、公式に謝罪することを満場一致で決定しました。

  地元メディアなどによりますと、ブラジル当局は1946年から2年間、日本の移民ら170人あまりをサンパウロ沖の監獄に収監し虐待や拷問をしたことに加え、1943年7月、サンパウロ近郊のサントスで6500人の日系移民に対して、24時間以内の強制退去命令を下しました。

  恩赦委員会のアウメイダ委員長は「ブラジル政府は先祖迫害の許しを求めます」と、謝罪の言葉を述べました。  2024年の戦後80年を前に、移民にとって名誉回復の大きな節目となります。

(ANNニュース)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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