日本サッカー協会(JFA)は22日、FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア2次予選北朝鮮戦の2戦目(26日)を待つ日本代表チームを解散すると発表した。アジア・サッカー連盟(AFC)から、国際サッカー連盟(FIFA)と協議の末に4日後の試合を「当初の予定通り平壌もしくは中立地で開催されないことを決定」と通達を受けたといい、これを受けて解散を決めた。

  

 今後のアウェー北朝鮮戦の取り扱いは、FIFAの担当委員会に付託され、さらなる決定が下されることになる。別日への延期や没収試合の可能性などが残されているという。  没収試合になった場合は規約で3-0の不戦勝になる。その場合は2次予選4連勝で、最終予選(24年9月開幕)進出が決定する前代未聞の事態になる。

 

  国内待機となっていたチームはこの日、千葉市内で調整した。当初は午前に事前合宿地の北京へ渡航予定だったが、北朝鮮側の急な要求を受け、滞在を延長した。選手だけでなくスタッフも、北朝鮮の急な要求に振り回される形となった。  試合を巡っては、北朝鮮協会からアジア・サッカー連盟(AFC)に対し、自国開催(金日成競技場)を返上するとの文書が届いたと、前日21日の試合後に日本協会の田嶋幸三会長(66)が明らかにしていた。

 

  その試合のハーフタイムには北朝鮮の団長から日本開催を打診されたが、入国手続き上の問題で受け入れなかったという。中立地を模索しつつ、日本の不戦勝案も挙がっていた。  2月の女子日本代表なでしこジャパンも、パリ五輪(オリンピック)アジア最終予選の第1戦が当初は平壌開催だったが、サウジアラビア・ジッダに。物議を醸したものの、それでも試合3日前には開催が決まったが、今回の男子は開催すらされない異常事態に陥った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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