20代の時。
私には10年想い続けた男性が居た。
彼は高校時代のクラスメイトで、彼氏が居ながらも密かに想いをよせていた。
卒業して少しすると、全く会うことがなくなり、時間と共にその想いも薄れていった。
私は短大に進学した。
通い始めると今までに無い解放感で、毎日が楽しかった。
交友関係がやたらと広くなり、人との出会いが嬉しくて、楽しくて仕方が無かった。
交友関係が広くなる毎に、自分の視野が、世界が広がった気がしていた。
とにかく毎日が新鮮で、彼を思い出す事は殆どなかった。
再会。
短大の卒業迄あと3ヶ月。
相変わらず毎日が楽しくて仕方が無く、相変わらず忙しく過ごしていた。
バイトから帰ると私宛に電話が入った。
母親に取り次いで貰うと、受話器の向こうから「元気?」と低い声がした。
聞き覚えのある懐かしい声。
電話の相手彼だった。
イベントのチケットを買って欲しい。ただそれだけの電話だった。
この時、このたった一本の電話がきっかけで、
10年間も一人の男に一喜一憂させられるとは…
当然思わなかった訳で。
私には10年想い続けた男性が居た。
彼は高校時代のクラスメイトで、彼氏が居ながらも密かに想いをよせていた。
卒業して少しすると、全く会うことがなくなり、時間と共にその想いも薄れていった。
私は短大に進学した。
通い始めると今までに無い解放感で、毎日が楽しかった。
交友関係がやたらと広くなり、人との出会いが嬉しくて、楽しくて仕方が無かった。
交友関係が広くなる毎に、自分の視野が、世界が広がった気がしていた。
とにかく毎日が新鮮で、彼を思い出す事は殆どなかった。
再会。
短大の卒業迄あと3ヶ月。
相変わらず毎日が楽しくて仕方が無く、相変わらず忙しく過ごしていた。
バイトから帰ると私宛に電話が入った。
母親に取り次いで貰うと、受話器の向こうから「元気?」と低い声がした。
聞き覚えのある懐かしい声。
電話の相手彼だった。
イベントのチケットを買って欲しい。ただそれだけの電話だった。
この時、このたった一本の電話がきっかけで、
10年間も一人の男に一喜一憂させられるとは…
当然思わなかった訳で。




