(2011年7月15日発行)

 

天気予報に雪だるまマークが現れ

昼の明るいうちに行動しなければ…と、

図書館へ行きました。

 

この絵本を開いて、ビックリ!

何と綺麗な絵本なのでしょう。

 

クリスマスのプレゼントに、自分用!に

買いたくなる本でした。

孫には、まだもったいない。

これは、確実に大人のための絵本だと思います。

絵と言っても、この作者の絵は

糸や、布で立体的に織り込まれたものらしい。

この本が

もっと大きなサイズなら

もっともっと素敵だと思います。

 

 

以下、

リトルモアブックスのホームページより転写します。

 

…地球でもっとも美しい、絶滅図鑑。
時空を越えて清川あさみが紡ぎだす、
かつてあったかもしれないもうひとつの場所 ――。

糸やビーズで織りなす、
動物、鳥、魚、恐竜、昆虫、草花……230種。

かつてどこかに生きていた、今もどこかに生きている、
強く儚い、動植物たちが集うファンタジア。

 

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・ステラーカイギュウ
長さ7.5メートル、重さ4トンもあるおおきな海牛。

ステラーカイギュウは、

発見からわずか27年で地球から姿を消してしまいます。

肉や毛皮を目的とした乱獲がもっとも大きな原因ですが、

そのほかにも彼らのやさしい性格もわざわいしました。
ステラーカイギュウには、

仲間が殺されると助けるために集る習性があって、

それがハンターたちにとっては好都合だったのです。

ステラーカイギュウのオスたちは、

メスが殺されると死体を囲むように集まり、

つき刺さったモリやからみついたロープを外そうとしたといいます。

(本書「ステラーカイギュウ」より抜粋)

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こんな景色があったのかと、

想いを馳せてしまう美しくて哀しい

〈絶滅・絶滅危惧種〉をテーマにした壮大なものがたり。

子供から大人まで幅広く楽しめる

絵本のような新しい図鑑が誕生しました!

著者:清川あさみ

監修:今泉忠明
デザイン:菊地敦己

 

 

こういう図鑑を見ながら寝床に着いたら

きっと素敵な夢に出会いそうです。

 

 

本