(2013年2月15日発行)

 

可愛い孫の様子を見ていて

若い頃の子育て期を

(私は実家、婚家・両家の両親に助けてもらったのですが)

思い出していました。

 

きょう、ニュージーランドの読み人知らずの詩、

伊藤比呂美さんが訳して

ネットで話題になったという

一つの詩が目に入りましたので

書き写します。

(子供服の 人気ブランドを調べていて目に入った詩です)

 

今日 ~伊藤比呂美 訳~

 

今日、わたしはお皿を洗わなかった

ベッドはぐちゃぐちゃ

浸けといたおむつは

だんだんくさくなってきた

きのうこぼした食べかすが

床の上からわたしを見ている

窓ガラスはよごれすぎてアートみたい

雨が降るまでこのままだとおもう

 

人に見られたら

なんていわれるか

ひどいねえとか、だらしないとか

今日一日、何をしてたの? とか 

 

わたしは、この子が眠るまで、おっぱいやっていた

わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた

わたしは、この子とかくれんぼした。

わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った

わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった

わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた。

 

ほんとにいったい一日何をしていたのかな

たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと

でもこう考えれば、いいんじゃない?

今日一日、わたしは

澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだって


そしてもし、そっちのほうがほんとなら、

わたしはちゃーんとやったわけだ

ハート

 

赤ちゃんのお腹をおさえて

その張り具合を確かめたり、そろそろ寝るころか

そろそろお腹が空いたころか、と

…赤ちゃんのちょっとした顔の表情からも

健康チェックをしている、

母親の力は偉大だな、と感じながら、

 

昨日の、新米ママの奮闘に感動して

その余韻で

きょうは一日が終わってしまいました。

 

グラサンハート

 

さて、きょうは

ゴボウと豚肉の煮物

あとはダイコンを、煮ておこうかな。

蕗の薹は、天ぷらにしたり

蕗味噌にしたりして 食べています。

 

 

ハート