父の点滴が外れて四日が経ちました。


昨日は酸素マスクも外れていて

声は聞き取ることはできませんが

何か、言ってるんです。

呼吸も安定しています。


弟が、洗濯物を届けるということで

様子を聞いてきてくれました。


大きな変化はありません。


静かに、静かに、眠るように、、、。

少しでも長くと思う、、、。


あっ、また泣けるから

やめておこう。




前回の乳がんのフォロー病院で

目の前が真っ白になって倒れたことや、

母が亡くなったことや、

話す私に、大腸がんの時から診ててくれた先生が


「生きることをあきらめないで欲しい」

と、私に言ったのね。


次から次へと、自分でもよく生きてる。

時々、もう、いいか、

と、思う時もあったり

そんな雰囲気、出していたのかな?


水曜日、泣きそうな顔をした父

木曜日は、おばとヨメで面会。

この日は、うなずきもあって良好

わたしは、リンパ浮腫の治療院の日で面会は行けず


金曜日、弟が面会に行けそうだからというので

時間を合わせた。

私はそこで、四人で過ごそうって思った。

父、弟、私、そして母。


このメンバーなら父も泣けるから、なんて。


勝手に思って、勝手にたぶんまだこのあたりにいるだろう母に話しかけて約束して

そしたら、弟が実家から母の写真を持ってきて


偶然が、偶然じゃない???


いいよね、と。

父に母の写真を見せて、伝えた。


「お母さん、先に言って待ってるから、安心して」


母にアルツハイマーの症状がではじめてから

老々介護の二人は大変だったろうけど

弟が撮った写真を見る限りは、

新婚さんのように幸せそうな笑顔だ。


今、母は父に早くきて欲しいと思っているのかもしれないけど


父の生命力はびっくりするほど強い。


生きることをあきらめないっていう

お手本が私の目の前にいる。




オヤジが、ここまで長く生きていられるのは

姉ちゃんが毎日面会に来てくれてるからだ。

絶対、刺激になってるはずだ。

しっかり目を見て正面から会話してくれる。

オヤジは、喜んでいるよ。


って、オトウト。


いい子になりすぎたんじゃない泣き笑い