前回の記事の続きです。

絵本の読み聞かせの会に参加しているパパシー。
読み聞かせの会では、パパ枠として希少価値というのもあり、3回程経験してどれも子どもたちからの反応はいいみたい。


さて、絵本コンシェルジュから小学校での読み聞かせについても聞きました。学びをシェアします。

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・ 読む学年の1つ下の絵本を選ぶとみんなが楽しめる 

・むかしばなしは基本みんな聞いてくれる
「やまなしもぎ」「ももたろう」「いっすんぼうし」「オオカミと7ひきのこやぎ」などなど。

・『これはのみのぴこ』は、発達障がいをもっている子どもが特に好き。発達障がいをもっている子どもがハマる絵本は、他の子どもにもたいていハマるので、彼らをモニターとして頼ることもあるらしい。


・変身モノは高学年には微妙かも 
例えば、ストーリーの中で蝶々が鳥になるなど変わっていく場面があるとしたら、 高学年だと「そんな風に変われるわけないやん」と現実的らしい。
パパシーも高学年の読み聞かせは緊張すると言ってた。

・好きな絵本を読んでOK。前回の人が読んだ絵本でもOK。
読む人によって印象が変わるから。

パパシーが選んだ『どっしーん』は、1年生2クラスに読んでどちらも笑い声が出るほど大ウケだったらしい。

どっしーん!どっしーん!
1,430円
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・大きな絵だと遠くの人も見やすい。
→私も同じ意見で、最近見つけた『チェクポ』という韓国の方が書いた絵本が絵もキレイで大きく、内容も好きで異文化も感じれるからパパシーに推奨したけど、却下された。良さが分からんと。
絵本コンシェルジュの方からは、
パパが読み聞かせの会に参加すること、夫婦でどんな絵本がいいか話していること、
その様子を子どもたちが見ていることは、本当に素晴らしいと褒められたが、、、意見が合わなくて喧嘩の種にもなっているニヤニヤ
絵も大きくてキレイで、メッセージ性のある絵本を私は好む傾向にある。
最近、男女共同参画センターにある図書館にあった『ふたりのママの家で』は、異文化も感じれるから好き。異文化系も好み(笑)


『タンタンタンゴはパパふたり』は、ペンギンが出てきて子どもたちの反応もよかった。ペンギンが産まれてくる絵がとても可愛かった。

最後に、絵本コンシェルジュがオススメする小学校低学年向けの読み聞かせ(10分間)絵本を列挙します!
・『だいくとおにろく』
もう1冊おまけに読めるのでお得感あり!「しろくまのパンツ」と組み合わせたり、

・「ふしぎなナイフ」 と組み合わせたり、

・『ウラパンオコサ』
みんなで声を出して楽しめる。数に慣れたころに これも組み合わせにする。

・「おまたせクッキー」と「ベーコンわすれちゃだめよ」は同じ作家さんですが、どちらも人気。

・「王さまと九人のきょうだい」12分はかかるので先生との交渉次第 力のある本!

・「ねえ、どれはいい?」これも組み合わせしますが、子どもたちが喜ぶ

・「やさいのおなか」「くだものなんだ」も人気!

・「ペカンの木のぼったよ」肢体不自由のりんちゃんの話は子供たちキュッとしてきく。掛け声も笑い出す。

・「かえるをのんだととさん」


・お父さんだったら川端誠さんの「うえきばちです」とかダジャレでうけそう。

・長谷川義文さんの絵本もお父さんが読むとおもしろそう。
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みなさんの好きな絵本、子どもの反応がいい絵本も教えてくださいね!
地域の子育てサロンに絵本コンシェルジュが来てくれ、絵本のことを教えてくれたり、読み聞かせや手遊びをしてくださいました。
学んだことをシェアします。

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・赤ちゃんは、擬音語や繰り返しが好き。 未来が不安だから同じだと安心する。

・絵本の読み聞かせをしていると、 力のある絵本はやはり子どものひきこみかたが違う。


 絵本コンシェルジュが『いないいないばあ』の読み聞かせ。
1歳2ヶ月のチャマもこの絵本が大好きで食い気味にみてる。他の1歳児も引き込まれている。
確かに、100円ショップに売っているいないいないばあにはあまり反応しなかった。松谷みよ子さんの『いないいないばあ』とほとんど同じ流れなのに。

・それでは、力のある絵本の基準は?
聞いてみたところ、目安として、20年くらい続いているもの。
例えば、ぐりとぐら、せなけいこさんの絵本、かこさとしさんのからすのパンやさんなどなどなど。


  パパシーが、そういう長年続いてきた絵本界に風穴を開けたのが西野さんの『えんとつ町のプペル』と言われていると教えてくれたが、どうだろう?!
絵はキレイだけど、キャラクターが好みではないし作者もあまり好きでないから興味がない。。。


・絵本を選ぶときのポイント
旬や季節を取り入れる。旬のものはパワーがある。
食でもそうですよね!


『さつまのおいも』と『おいもができた』を絵本コンシェルジュが
読んでくださいました。『おいもができた』は写真も大きく載ってあり、大人でも学びとなる絵本。薄いさつまいもの図鑑みたい。
ファンタジーとリアルを組み合わせるのがやっぱりいいな。

・手のひらサイズの絵本もたくさん出てきているので、お出かけのときに持っていくといいですよ…と。
絵本コンシェルジュに絵本について聞くとニコニコしながら熱く語ってくださり、絵本大好きの私ももっと聞きたくなり止まりませんでした。パパシーは俯瞰してる。

次は、小学校への絵本の読み聞かせについて学んだことをシェアしますね。
今月も被後見人のAさんのところへ。

面会の前日にAさんから電話が…「あなた今月いつ来るの?前は16日とか18日とかに来てたのにどうなってるの!」と。

確かに、ここ何ヶ月間は20日よりも前に来ていたけど、今日は21日。本人には20日前後に来ることを毎度伝えているけど……ストレス溜まっている感じだなぁ。

「明日行きますよー! 」と私が答えると、「3万円持ってきて!」と言葉をぽーんと放り込んできた。
現金の預かりや保管は施設で禁止されているとこれまた何度も言っているが、、、。

そして、面会日。
午後イチに伺ったが、寝ていた。快晴の秋空日和だが、部屋の中は暖房で暑く、換気がされていないのか部屋がモワッとする。カーテンも開いていない。

この部屋環境・空気を変えるべく、開口一番はAさんの好きな買い物ネタを。
以前渡したプレミアム商品券は大事にとっておいて現金で買い物しているらしい。商品券の期限があることやどこで何を買うか等を施設の方も交えておしゃべり。
また、施設で開催される婦人服販売会のイベント案内もすると、目の奥がキラリと光る✨
やっぱり、楽しみや生き甲斐は本当に大事だとおもう。
会話の端々に、「ここは地獄」、「ご飯はまずい」などが出てくる。
今月は一度も外出してないらしい。外に行きたいけど「人手が足りない」らしい。ここでは、施設の方(主に2人の相談員)がスケジュールのタイミングをみて外出(個人的な買い物やお散歩)に連れて行ってるらしい。これまで他に方法はないか探ったが、施設の方針としては、個人の責任で家族が外出に連れて行くのはいいけど、外部からヘルパーさんとかを雇って外出支援をするのは禁止と。

とりあえず、来週の買い物と今月末の婦人服販売会に行く楽しみができたAさん。3万円持ってきて!の話もスムーズに出来ないことを理解して落ち着いた。

しかし、最後に、カレンダー持ってきて!発言が飛び出しドキッ。

カレンダーは企業みたいに渡さないのに、カレンダーを要求される後見人のわたし。施設の方がうまくフォローしてくれて落ち着きました。

来月はどうなることか?!