今年
3月に息子さんを亡くした友人。
「話したい。」と連絡をもらい
会った。
あれから、2ヶ月半が過ぎた。
無事納骨をし、
静かな毎日を送っているそう。
「実はさ、4月に旦那とじいが肺炎で入院して。」
「旦那は2週間で退院したんだけど、じいちゃんが死んじゃったのよ。」
えっ😲
お父さん亡くなったの?
「うん。」
「コロナで肺炎になって、あっという間に逝っちゃった。」
「息子が死んで、1ヶ月後だよ。」
友人の旦那さんは、
無事改善したが、
80代のお父さんは亡くなってしまったそう。
短い期間に2回も葬儀を出すなんて…。
大変だったね
友人は、
残された認知症の母親を、
通いで世話している。
「もう泣いてる暇ないよ。」
「息子の次はじいちゃんでしょ。」
「市役所行ったり年金手続きしたり。」
「名義変更やら銀行手続きやら大変なのよ。」
重度障害のあった息子さんを
自宅で介護していた時は、
1人で24時間体制。
食事や排泄、全てが全介助だった。
てんかん発作も頻回で、
気が休まることがなかった毎日。
「今、ゆっくり眠れるんだよ。」
「こんなにゆっくりしていいのかな。」
ポツリとつぶやいた。
「皆に驚かれるけど、淡々と過ごしてるんだよ。ご飯も食べられるし。」
息子さんの死因は痰がらみの窒息。
夜勤看護師が、
巡視に行ったら亡くなっていたらしい。
「誰を責めることも出来ないよ。」
「何を言っても、亡くなった息子は帰ってこないからね。」
気丈に話してくれた。
「ところで、○○さん(私)も何かあったんでしょ。」
「大丈夫??」
誰にも話していない、
私の苦しみを伝えた。
「…………」
ポロポロ
友人が涙をこぼした。
「それは辛かったね。」
別れてから、
お互い苦しみは違うけど、
身体を労り暮らして行こうね。
そうLINEがきた。
ありがとう。