他県に住む7歳の自閉症孫くんと
5歳の弟くん。
1年生と年長さんになった2人。
孫くん
「僕ね、プールに入ったよ。」
「楽しかった。」
「学校行ってるよ。」
弟くん
「字が書けるよ。足し算も出来るよ。」
「お父さんが長い机を作ってくれた。兄ちゃんと僕のだよ。」
「自転車、補助輪外して乗れるようになったよ。」
2人とも
会う度に成長してる。
お誕生日を過ぎた兄くんのプレゼントを買いにモールへ行くと、
七夕の短冊コーナーがあった。
孫くんは自分の名前を平仮名とカタカナで
書いてくれた。
弟くんは、「○○へ行きたい。」
しっかりとした文字で自分の名前も書いた。
2枚書いてもらい、
1枚は笹に飾り、
もう1枚は長女がバックにしまった。
なによりの宝物だ。
たくさん遊んで
たくさん食べて
クタクタになった帰り道。
孫くんは別れを察して
顔が曇った。
弟くんは、
「ママ、また来る?」と尋ねた。
ママと離れて約1年。
成長した君たちは、
再会がつかの間だと知ったんだね。
そして別れがあることも。
弟くんは気丈に
「また来てね。」と手を振って車を降りたけど、
孫くんは、泣きそうな顔で降りないと
首を振った。
そうだよね。
あたりまえだよね。
ママ大好きなんだもん。
でも、パパに抱かれると
スっと気持ちを切り替えたのか
バイバイと車に乗った。
2人が見えなくなった。
……………………………………
今頃
プレゼントしたおもちゃで遊んでるかな。
自分で選んだ靴を履いてるかな。
君たちに会ったあとは
切なさでたまらなくなるんだよ。
次に会う日を楽しみに
また頑張って生きるよ。