前回に続き
自分で簡単に相続税を試算する方法をお伝えしていきます
埼玉県川口市にある
「3代先まで家族とお金を守る」をモットーとした相続専門の税理士事務所のブログです
このブログは代表税理士の
中澤君衣(なかざわきみえ)が書いています
プロフィール
【ざっくりおさらい】
相続税がいくらかかるのか
簡易的に試算するには…
相続税のシミュレーションサイトを使えばOKです
試算に必要なのは
故人様がお持ちだった財産額なのですが
具体的に何の金額を入れるのか?
↑この部分をブログで解説しています
(SBI新生銀行の画像をお借りしています)
今回は不動産の金額を
どうやって把握するのか、
ご紹介します
ちなみに
前回は現預金、株、保険金の金額をどうやって把握するか?
について解説していますので
よろしければご覧ください
土地
【用意するもの】
亡くなった年の固定資産税課税明細書
固定資産税課税明細書は
毎年5月ごろに市区町村から送られてきます
↓こんな書類です↓
注目すべきは
価格(評価額)です
実は
この価格(評価額)を
シミュレーターに入力…ではないんです
土地の場合は
この価格(評価額)に1.14をかけてください
例えば
価格(評価額)が
7,000,000円なら
7,980,000円(7,000,000×1.14)
をシミュレーターに入力します
なぜ1.14なのか?
こちらの記事をご覧ください
建物
【用意するもの】
亡くなった年の固定資産税課税明細書
これは土地と一緒ですね
入力する金額は
価格(評価額)そのものです
建物は
そのままの金額を入れてください
留意点
この記事で紹介している不動産の財産額は、故人様が自分で使っていたもの(例えば自宅など)を前提にしています
貸家だったり、借地権だったりする場合は計算方法が異なるのでご注意ください
また特例も考慮しておりません
あくまでも簡便的な方法、とご理解ください
次回は
その他財産の把握方法を解説します