モラ夫の実家の隣にある、中古住宅。





モラ夫は、その物件を私の親に
対しては、





資産運用のために購入した、と
説明していました。





もちろん、住まないと。





だから、私の両親は、結婚後に
私がモラ夫とその家に住んで
いることに、反対したのです。




当初から、住むつもりで購入した
と説明を受けていれば、




おそらく結婚の段階で反対された
ことでしょう。





父がモラ夫に尋ねます。




「お金がないのに、賃貸を契約
したのは、どうして?」





「ふふむが、やっぱり実家の隣に
住んでるのが、今後の生活考えたら、
お互い嫌な思いするんだろうと思って、





それなら賃貸に行こうよ、
お金ないけどなんとかしようって。





ほんとに何とかしようってレベル
じゃないくらいの何とかしよう
ですけど、




口先だけみたいになってますけど。」




モラ夫が説明します。




「うん、お金なくてな、




ふふむが賃貸に移りたいってことで、
無理したのかなと思って」




と、父が言うと、




すかさずモラ夫は





「無理しました。」




と答えました。




「無理したのはしたんだろうけど、




したらいけないだろう。




お金ないなら、賃貸借りたらいけない
だろう。」




苦笑して、父が言います。




モラ夫は、当然のようにこう返し
ました。



「そうですよ。
そうでもしなきゃ(夫婦が)破綻
しますからね。」




話の趣旨を理解できないモラ夫に、
父が説明を加えます。




「だからね、説明してわからない
娘じゃないからね」




「いや、しました!充分しました!
最初に実家の隣に住むのが、メリット
としてかなり大きくて、お金も、
賃貸の家賃分浮くんだからって。




賃貸に行かない分、それで家賃の金額分
楽な生活できるよって言ってんだけど、
やっぱそれでも実家の隣っていうのが
もう嫌だって。」




引っ越す前も引っ越した後も、





私が生活費として管理させて
もらえる額は2〜3万円でした。





実家の隣に住んで、楽な生活を
した覚えは、ありません。





どこにいようと、私の生活は
困窮させられていたのだろうと
思います。





「じゃあ、なんでその家(中古住宅)
を手放さないの?」




母が問いました。




「手放したら、赤字になるから。





だったら今、賃貸として出した方が
まだ得策だねって」





住宅ローンや抵当権うんぬん、
長々と説明をするモラ夫に、





「資産運用で買ったんだよね?」




と母が聞きました。




そうなのです。





モラ夫の話を聞くと、





まるで私のワガママで、






不要なお金を使っているかの
ような言い草ですが、






そもそもが住まないという話で、
資産運用のために購入した物件
なのだったら、




私が住まないことは、なんの問題
でもないはずでした。







続きます。




お読みいただき、ありがとう
ございました。