モラ夫は、こんなにも喋り倒して
いるのに、




疲れる様子もなく、喋り続けます。




「なんでそんなネガティブに
なるのって、




まだ先のことじゃんって。






こっちはこういうふうに
したいって、





冗談で言ってる時もあるん
ですよ、もちろん。






俺お城に住みたいなー。





お城建てようぜーとか、





そういったのも、





冗談で言ってんのに、





冗談と取らずに、





ほんとにしそうだし、





勝手にそういうことしそう。





私はそういうの付き合わないとか、





だから、冗談で言ってんのに、






いつもこうやって喧嘩になる。」






実家のすぐ隣にあたる中古住宅と、
実家の敷地を合わせて、






豪邸を建てようと言われたことは
ありました。





その、話なのでしょうか。






確かに、私はなんでも間に受ける、
冗談が通じにくいタイプの人間
だと思います。





モラ夫は、金がないと言いながら、





高級車買いたい、と言ってきたり、




お城を建てるとか言い始めたり、





海外勤務の話をしてきたかと思えば、




県外に転職するために、
履歴書に貼る写真撮って
と言ってきたり、




話だけならまだしも、




お金がないのに高いソファーを
選んだり、





ブランド物の服を買ったり、





極め付けは親戚に借金をして、
賃貸を勝手に契約してくるような
人物。




なにがなんだかわからず、
混乱に混乱を重ねた私。





これは、冗談が通じるかどうか
の問題なのでしょうか。






モラ夫の話のうち、





どれが本当で、どれが嘘かを、





私が見極めると言うのは、
至極困難でした。





法律上、夫婦になった私たち。





でも、まともに話をすり合わせる
ことができない二人が、





本当の意味で、夫婦になれる
未来なんて、





最初からなかったのかも
しれません。





続きます。





5月に入りましたね。





どうしても頑張りすぎてしまう
けれど、





それでも、頑張れなかったと、
自分を責めてしまうけれど。





自分の本音と向き合いつつ、





無理せず、着実に進みたいもの
ですね。





お読みいただき、ありがとう
ございました。