引っ越してしばらくした頃、





モラ夫から、





「俺だって最初から賃貸を探して
引っ越すつもりだったんだ」





と言われました。





今まであれほど





お金が浮くからとか、





引っ越したらあれがない、
これがないとか、






長男だからとか、





親が可哀想だとか、





散々理由をつけて拒んできて
おいて、





なにを今更・・・





私は、





「早く言ってくれたら、こんなに
ケンカせずにすんだのに」





と答えました。






するとモラ夫は、





「一言ったら十わかってほしかった」




と。





私は母親でも召使いでもないの
だから、





モラ夫が『一言って十わかれ』と主張
したところで、





それに応える義務はありませんが、





そもそも『一』を言われたことが、





これまでにあったのだろうか。





のちの話になりますが、





別居し、離婚を争っていた際には、





賃貸に引っ越せば、経済的に破綻するが





私との関係を修復させるために、




やむを得ず引っ越したのだと、





モラ夫は主張します。





一貫性など、まるでなく、





その場その場を取り繕うモラ夫。





その上、自分は間違っていないと
押し通す傲慢な態度。





真っ向に向き合っていたら、





とてもじゃないけど相手できない
モンスター。





でも、まさか自分の結婚相手が
モンスターだなんて、





夢にも思っていなかった私は、





小さな違和感を覚えつつも、




ひとつひとつのモラ夫の発言を
間に受け、





精神的に衰弱していったのだな、
と思います。





最後までお読みいただき、
ありがとうございました。