モラ夫と私は学生時代から

交際を始めたこともあり、





共通の知人が、多くいます。






モラ夫は外面がとても良くて、





周りから私は、





あんなにいい人いないよ





と言われていました。





あの人逃したら、もうお前に

かまってくれる男なんていないよ





と言ってくる男友達もいました。





冗談か本気か知りませんが、

当時の私はもちろん、間に受け

ました。





私なんかに誰も、見向きもしない

んだから。





と自分に言い聞かせていました。





でも、よくよく思い返してみれば、





ありがたいことに、私に好意を

寄せてくださっていた方もいたな、

と思うのです。





「(周りに比べてモラ夫は)

すごく稼いでるんだろうなあ」





と、友達に言われたことも。





私は、そうかな?と返事しましたが、





「そうに決まってるじゃん!」




と、当然のことのように言われました。





おそらく、人に奢ったりするから

そう見えるだけで。





仮に稼ぎがいいとしても、出費が

かさめば意味がなくて。





人から言われた言葉で判断する

のではなく、





自分の頭で考えることが、圧倒的に

不足していたな、





自分の目で、見ることができて

いなかったな、





と反省します。





でも、周りから評価が高いモラ夫と、

不釣り合いな私





というかたちは、モラ夫と私の

間だけではなく、





周りからの影響もあり、かたち

づくられたものでもありました。





共通の知人が多いため、モラ夫が

自分のいいように吹聴していたの

だろうと思いますが、





私は、こうしたところからも、

自信を失っていたのだなあと

感じます。






交際当初から、傷つけられることも

ありましたが、





基本的に我慢してしまうタイプの

私は、





こんなことで機嫌を損なったら、

器が小さすぎると、




基本的にまず我慢から入り、





我慢が積み重なって爆発しても、





モラ夫から言いくるめられて

いました。






そして、当時は早く結婚すること

に憧れていたことも、





我慢に至った理由のひとつだなあ

と思います。





でも、小さな違和感は、至る所に

落ちていました。




それを私は全部、見て見ぬ振りを

しました。





嘘っぽいかもしれませんが、





交際に至る前は、

私この人と交際するな、という

何かを感じました。





だから交際中も、結婚する未来が

見えるかな、と思ったのですが、





それだけは、どうしてもずっと

見えませんでした。





予知能力とか、そういうのはなくて、





直感、本能。





そういう部分だと思いますが、





自分の直感は、信じた方がいい。





今はそう思います。






今日もお読みいただき、

ありがとうございました。