私は、モラ夫の散財具合が疑問で
仕方ありませんでした。




どこにお金があるのか。




じゃあ、あの給与明細は?




混乱していました。




全貌を明かしてほしかったです。




しかし、モラ夫が家計を明かして
くれないことには、私は知りようが
ありません。




ある日、モラ夫が、モラ夫名義の
通帳を一冊、手渡してきました。




「これ、管理して」




「ここに給与が振り込まれるから」




と。




やっと、やっと私が管理できる・・・!




モラ夫にも、私の気持ちが伝わって、
モラ夫なりに夫として、父親として
の自覚が芽生え始めたんだ、と思い
ました。




そして、給与明細の額のわりに、
あれほど羽振りが良いのは、貯金
があるかもしれない、と。




モラ夫が仕事に行った後、ドキドキ
しながら通帳を見ました。




残高、少ない・・・




この間見せられた給与明細の
手取り額が振り込まれる通帳。




給与が振り込まれたら、
残高5ケタ。




要するに、現金を渡すか通帳を
渡すかの問題で、現状と何も変わって
いませんでした。




むしろ、現金を渡されるより、




お金を出金する手間が増えましたし、




何より通帳を預かることで、
『お金を管理する』という責任を
負わされた感覚があり、




『お金を管理できない妻』という
レッテルを貼られる未来が、
垣間見えました。





お読みいただき、ありがとう
ございます。


今日も一日、お疲れさまでした。