モラ夫は、日によって帰ってくる
時間が、全然違いました。





私は、憂鬱な気分が続いて、
掃除などができない日も出てきま
したが、





モラ夫に食事を作ることだけは、
義務感に苛まれ、





必ず手料理を作っていました。





でも、毎日帰ってくる時間の検討
がつかないことが、私にとっては
負担でした。




「これ実家からもらってきた」




と、モラ夫は義母の手料理などを
持ち帰ってくることも幾度となく
ありました。





毎日、仕事からまっすぐ帰ってきて
いたわけではないのかもしれません。




連絡もなしに、朝帰りすることも
ありました。




ある日私は、モラ夫に、帰る時に
メールを入れてくれないかと、
頼みました。




モラ夫がいつ帰ってくるかがわから
ないと、




無気力な私はゆっくり休むことすら、
ままならないからです。




帰ってくるかもしれない、と思うと、
そわそわしました。





今日も寝てばっかりだな!





と、嫌味を言われたくないから。





そして、モラ夫に、できたての手料理
を食べさせたいと思っていました。





帰宅時間に合わせて、料理が出来上がる
ようにしたかった。





だから、帰宅時間を、知りたかった
のです。





しかし、モラ夫は私の要求を飲んでは
くれませんでした。






自分の自由を、奪われるとでも、
思ったのでしょうか。





「面倒だ」





と、一蹴されました。





こうして私は来る日も来る日も、
モラ夫が帰ってくるかもしれない
夕方頃から、






実際に帰ってくる時間
(遅いときは21〜24時、
または朝帰りなど)まで、
落ち着くことなく過ごしました。





何をしてても、嫌味を言われるの
だから、好きに過ごしていれば
良かったのですが、





無価値だと、思われたくない!





という一心で、自分の尻に鞭を
打ちつつ過ごしていたのは、
実に被害者体質らしいな、と
感じます。








今日もお読みいただき、ありがとう
ございます。




自分を守れるのは、自分だけ。




自分の考え方の癖や、攻撃への対処法を
知ることは、大事なことだなあと思います。