妊娠したかもしれないのに、思った
ほど喜んでくれなかった、モラ夫。
きっとびっくりしただけだ、と
私は自分に言い聞かせました。
そして、後日産婦人科で妊娠がわかり、
モラ夫にメールを送ったとき、
モラ夫は先日の自分の反応が、冷たい
ものだったことに気がついたのか、
あの日の様子とは打って変わって、
「おめでとう!辛いことも苦しいことも
ふふむと協力して乗り越えられるように、
自覚を持って一生懸命になるよ!」
と絵文字をたくさんつけて、返信して
くるのでした。
取り繕っているような、違和感。
でも、私はそれでもなお、この違和感に、
気づかないふりをしてしまいました。
今読み返すと、妊娠したと言って
いるのに、
『辛いこと』と『苦しいこと』しか
想像できていないモラ夫。
楽しくて、幸せで、喜ばしい未来は、
想像できなかったのでしょう。
お読みいただき、ありがとう
ございます。
日に日に、春めいてきたなあと
感じます。
季節の変わり目、体調にお気をつけて
お過ごしください。