少し戻って、妊娠検査薬で陽性が出た

ときのお話です。





私は、モラ夫が仕事の間、ひとりで

検査しました。





結果は、ドキドキする暇もない

くらい、すぐに出ました。





迷う余地もないくらい、はっきりと、

陽性でした。





モラ夫とは、長い付き合いだったこと

もあり、妊娠を喜んでくれる様子を、

私は想像しました。





そして、今まで好き勝手に遊んでいた

モラ夫も、





父親としての自覚が出てくれば、

行動もきっと変わってくれる、

と淡い期待を抱きました。





モラ夫が帰宅し、妊娠の可能性を

知らせたとき、まず発した言葉は、





「大丈夫なのか?」





でした。




もちろん、私の体調のことでは、

ないでしょう。





金銭的に、子どもを育てていける

のか?という気持ちから、思わず

出た言葉だと思います。





何が?と、私が問い返すと、





「いや、お酒とか飲んでたなあ

と思って・・・」





と、それっぽい理由をつけて

言い訳をしていました。





しばらくして、その日の夜、





「俺の子なんだよな?」





と、聞かれました。





思い返せば、この時点から、

父親になろうという気持ちは欠片

も見えません。





責任から逃れたいという気持ちすら、

見えます。





違和感は、いろんなところに転がって

いました。





でも、私は見ないふりをした。





気づかなかったことにした。





私の気のせいだと、思い込もうとした。





そうして、だんだんと事が大きくなって

いったのだろうな、と思います。








いつもお読みいただき、ありがとう

ございます。




早いもので、3月も中旬ですね。




息抜きしつつ、今日も一日頑張り

ましょう。