モラ夫とふたりで食事をしていても、




「今お父さんひとりでごはん
食べてるんだろうな〜」




「可哀想だから、一緒に食べ
に行こうか?」




と私の罪悪感を募らせて、一緒に
食事をとるように仕向けてきました。




やっと同居から逃げたのに、
ずっと私は縛られている感じが
しました。




私は、モラ夫家に嫁に入るために、
結婚したのか。




モラ夫家に尽くすために、結婚
したのか。




当時の結婚生活は、私の思い描く
結婚生活とは程遠いものでした。



モラ夫と協力して、ふたりで、
新しい家庭を築いていきたかった。




モラ夫家+α
というかたちではなく、
ひとりの人間とひとりの人間
同士が、家族になっていく。




それが理想でした。




結納をしなかったのも、
そういう考えからの行動なのかと
思ってました。




今思えば、お金がなかっただけ
でしょう(笑)




でも、私の思う結婚生活と、
当時の生活は、何かが明らかに
違っていました。




7年間の交際時には、会わせて
もらったことすらなかった義両親。




結婚後から急に密な関係を強いられ、
そのギャップに私は違和感を覚え
つつも、




親族の関係を大事にしたい
という気持ちは強かったので、





モラ夫がいないときも、
義父と畑仕事をしたり、
義母とお出かけしたり、





義両親と仲良くしていこうと、
私なりに関係を築くための努力は
していました。




しかしモラ夫は私を、義両親の
機嫌取りの道具のように思って
いたのでしょう。




モラ夫の要求はどんどんエスカレート
していくのでした。








読んでいただき、ありがとう
ございます。




明日に続きます。