関西ドイツ式フットケアサロンフフです。

フットケアサロンフフのセラピストの松本は2017年11月21日~27日の間、ドイツ研修へ参加してきました。

 

ドイツ研修で何を見て・聴いて・体感したのか?を報告させていただきますね(^^)

 

今回ドイツ研修で、ご一緒させていただいたメンバーは私を含めて3名。3名とも関西圏です(^^)

WOHLTAT(ヴォールタート)藤井恵 (滋賀県)

株式会社 ウェルケアフット 森山恵 (兵庫県)

フットケア サロン フフ 松本洋子(大阪)

 

通訳:(株)フィードバック 整形靴マイスター:ベーレ ルッツ先生と青宿操先生

   

ドイツ1日目はフランクフルトに到着!
一泊目はフランクフルトに宿泊して翌日の朝、ドイツ整形靴マイスターのベーレ先生の運転で《ハノーファー国立整形靴学校 ポドロギー医療フットケア学校》へ(^^♪

 

ハノーファー国立整形靴学校では、学校の構内見学&オトーゼ理論講義(特別参加)をしてきました。

 

オトーゼという言葉を聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんので・・・

オトーゼとは?

オーダーメイドで作るシリコンの保護パッドです。

 

市販のものとは違うの?というとオーダーで制作するので違います。

市販のもので対応できる場合もありますが、足の形やお悩みはクライアントによって様々です。
お1人おひとりの
お客様の足部変形(足趾(そくし:足のゆび)の曲がり・魚の目・胼胝・外反母趾など)に合わせててオーダーメイドで作る保護パッドは、ドイツでは整形靴技術者とフットケア従事者が足部解剖学から足部変形理論を学び、習得する技術です。

講義では、オトーゼを作る際に知っておくべき関節の動きや腱、足の変形の内容を踏まえてみっちり1時間、ハーバート・ビアマン先生(OSM / podiatrist)の講義がありました。

 

講座を受けて日本とドイツの教育方法の違いも強く感じました。

日本で座学といえば机に座って先生の講義内容を聞いて、書きとめる形式が多いですが、ドイツでは先生から生徒への投げかけも多いですが、生徒側からの質問も多い。

足と靴文化だけでなく、教育文化の違いも体感しました。

講座は聞いて終わり、ではなく授業の合間でもわからない事は質問す

る姿勢は見習わなくては!

 

オトーゼをマイスターベーレ先生から私も日本で習ったのですが、今回の講座でまだまだ私は改善点があるし、改良の余地がある!と振り返る事ができたので、拝聴する事ができて本当によかったです。

 

<構内見学>

整形靴の作業スペース

 

作業スペースでは、立位(立ち姿勢)で作業がしやすい作業机があり、机の面は少し傾斜があるので、図面を描きやすそうでした。

足病変(足の変形や脚長差など)がある方の為の整形靴ですが、

ボテッとして重たくてダサい!というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかも(?)しれません。
ハノファー校の卒業生の作品には遊び心がある素敵な整形靴が沢山キラキラ

こんな靴を履けてお出かけしたら楽しいだろうな♪と思いました。

 

 

ポドロジー(国家資格の足病変をケアできる資格)の研修部屋。

今回はケアの講義が終わっていたのでケアを見学できなかったのですが徹底した衛生管理を見学させていただきました。

 

 

ドイツ研修報告は、まだまだ続きます~(^^)/

 

大阪 ドイツ式 フットケアサロン フフは医療機関ではないので診断はできませんし、出来る事は限られています。

ウィルス性のものや炎症、腫れがある場合などは医療機関へ受診していただき、その他の足のお手入れ、爪のお手入れはお近くの専門店にご相談くださいね。

もちろん、フットケアサロンフフへも足と靴の事でしたらお気軽にご相談ください(^^)。

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