「うん。うん。それで？」
人は誰かに話を聞いてもらうと気持ち良くなり、更に話を続けたくなるものです。
あなたも過去にそんな事はなかったでしょうか？
それは、お母さんでも、友達でも、彼女でも。
これは、簡単な心理テクニックです。
私はわかりやすくこの心理テクニックを「うなずきの法則」と呼んでいます。
うなずきは、「話しを聞いているサイン」であり、相手からもハッキリと目で見えるものなので、
とても効果があります。
また、話すことに慣れていない人にとっては、
相手にうなずきながら話しを聞いてもらえると
「あっ！！この人ちゃんと話聞いてくれてる！！」
とか、想像力豊かな人なら
「この人こんなに話を聞いてくれるって、もしかして俺（私）の事好きなんちゃうん？？」
と、思えるくらいにとても安心して話すことが出来るのです。
ちょっと好きなんちゃうん？？は早いかもしれませんが、あなたに興味がある事は
間違いありません。
うなずくと言う行為は、肯定の意思表示です。
人は否定されることを嫌いますが、肯定されると安心感を覚えます。
しかし、ただ黙って聞いていられると、否定や肯定といった以前に、
話しをきちんと聞いてくれているのか不安になってしまうのです。
この「うなずきの法則」を使ったある実験の結果があります。
ペアを組み、話し手と聞き手の二つに分けます。
開始３０秒間は話し手が話しをしている間は、聞き手はうなずきますが、
それ以降はいっさいうなずかなくなります。
すると、平均２５秒で話しが止まってしまうと言う結果が出ました。
それだけ、うなずきというのは相手に安心感を与える効果があるのです。
ですので、相手の話しを聞くときは積極的にうなずいて下さい。
あなたの印象が今までよりも確実に良くなりますので。
続きはまた次回お話させていただきます。
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