悲しみはどうして心の奥底で根を張ってしまうのでしょうか。

幸せはどうして一瞬で過ぎ去ってしまうのでしょうか。


両者の出来事が同じ時間の間に起こった出来事だったとしても、心の底に長く残り続けるのはネガティブな感情だ。


こう思うのは私だけではないだろう。


きっと、人間は自分を守るために、ネガティブ(自分にとって危険な出来事)を脳に長く留める必要があるんじゃないかと思う。長く生きていくためには、経験し、失敗し、それを次に生かしていく必要があるからだ。

反対に幸せというものは慣れてしまいやすい。生命の危機じゃないから記憶にも留まりにくい。毎日同じ幸せが続けば人はそれを当たり前のように感じてしまうようになる。


人生不幸ばかりが目立ってしまうが、本当は幸せも自分の周りのどこにでも転がっているのに見えなくなってしまっているだけなのかもしれない。


幸せというのはぬるま湯にずっと浸かっているようなもので、平和だけれどそれが続いてしまえばどこか物足りなくなってしまう。


そうして新しい刺激を求めては、その先でまた不幸を見つける。人はそれを繰り返しているのだと思う。


人は不幸せだけに囲まれている訳では無い、幸せを知っているから不幸せがわかるのだと思う。


もしこれを見たあなたが不幸ばかりが続いているという感覚があったとしても、それはあなたが特別にネガティブで運が悪いというわけでもなく、生きるために、自分を守ろうと、自分の身に起こったことについて一生懸命に脳みそを動かしている時期だというだけだと思う。そういう時期にはきっとそればかりが目に付いてしまう、それだけ。


私はあまりいいアドバイスはできないけれど、ネガティブな感情は長く残ってしまう、そういうものだと理解して、意識的にポジティブな体験を記憶したり、心に残せるようにすることがせめてもの自分への労いになるはずだと思っている。幸せな出来事を人に話したり、日記に残したり。なにか辛い出来事があってもそれらを思い出すことで少しは心暖かくなるのではないだろうか。


今日も一日お疲れ様です!