和太鼓グループの本番を終えた生徒さんからメールが届きました。
少しおっちょこちょいで不器用な方ですが、とても頭がよく、普段のお稽古時、煌玲のアドバイスを如何に自分の中に落としこむかを工夫して、その不器用さをカバーしていらっしゃるのが見受けられるのですが、結果オーライ、その彼女の努力がどうにか生かされたように感じました。
ご本人は大変だったのでしょうが、ホント、感性豊かで素直な彼女の人柄がよくわかる文面で、少しずつ場慣れりているなぁっと思いながら、頼もしく、楽しく読ませていただきました。
けれども、それは本人に直接お伝えするということで。。。
ブログでもご紹介させていただきます。
お世話になっております。
先日の28日(土)、太鼓の発表会無事終わりました。
大変壮絶で、とても勉強になった1日でした。
1日たってもまだ疲れていますが、記憶が新しいうちに今後のためにシェアをしておいた方が自分のためにいいかと思い、メールしました。
長くなって申し訳ないですが・・
発表会は、長胴の演奏→篠笛と担ぎ桶の演奏→担ぎ桶の演奏2つ
の予定でしたので、長胴を楽しく演奏して、衣装を着替えて体操して篠笛にのぞむ、という一連のイメージを作ってたんです。
それが、リハーサルが音響チェックのため、バラバラの順番に始まり、他の出演者の演奏を聴いていると極度に緊張してきて、笛の音響チェックの時に、去年マイクを高く立てすぎて、マイクからのプレッシャーを感じたことを思い出し、自分でマイクをセットしたのですが、音響さんに
「そのマイクの位置では太鼓に音が消されてしまいませんか?」
と言われ、
頑張って音を出さなきゃ!
という悪い癖が出てしまい、音が鳴らなくなって・・2回繰り返さないといけない所を間違えたり。
そして、舞台監督さんに
「マイク俺出すわ!無理でしょ!」
と言われ・・
“演奏に集中してもらうためにサポートします”
という意味だと頭では理解できるんですが、も~感情が
“あ~自分で使うマイクを自分で出せないなんて・・なんて情けない”
とへこんでしまい、頭の中で
「無理でしょ」
という舞台監督さんの言葉が回りだし、去年、舞台で全く音がならなかったデジャブがやってきて。
その後のリハーサルは最悪でした。
それから、チームメイトが
「切り替え、切り替え」
「大丈夫」
と励ましてくれたんですが、しばらく人と関わる勇気が持てないぐらいへこみそうでした。
それから・・・しばらくして・・ふとチームメイトが
「今日全体的に早かった」
と言った言葉に対して、
「私、いつもより焦って最初早く打ったから」
と答えたことを思い出し、練習の時とリズムが違ってた上に、舞台上ではベースの太鼓の音が全然聞こえなくて、リズムを見失っていたことに気づいたんです。
それから、ひらすら心の中でいつも吹いている篠笛のリズムでメロディーを歌い、たまには口にだして歌うことをくりかえしていると少し落ち着いてきて。
本番になって、長胴の演奏は、本当にイメージ通り楽しく出来て、高揚とした気分のまま衣装を着替えて舞台袖で体操をしている時、金曜日、煌玲先生の個人レッスンで情熱大陸の最後集中して1曲吹いた、あの感覚がやってきたんです。
集中してるけど身体はリラックスしている状態のあの感覚。
で、自分から太鼓を打ってスタートするので、自分のリズムでやるんだ!と決意して、舞台に立ったんです。
そして太鼓を打ち始めると、今から思えば・・ですが、
“このままいける”“これで大きくこけることはない”
という感覚を感じて。
めちゃめちゃ緊張はしてるのに、大丈夫!という感覚も感じたのは初めてです。
それから、篠笛に入ったのですが、やっぱりベース音がまったく聞えなかったので、ひたすら心の中のリズムとコンタクトし続け、たまに音がかすれた時は、自分の息と笛との関係性にのみ集中して、なんとか吹かないで音は出ている状態をキープし、
なんとか、音をつないで、演奏を終えることができました。
本当に疲れました。
今までの舞心体操やリズムレッスン、そして、あの金曜日の(個人)レッスンがあったから、今回無事演奏できました。
本当にありがとうございました。
そして、以上のような壮絶な1日だったため、今回は指きりどころではなかったです。
次回は絶対指きりできるようにしたいです。
今回の経験は、本当に貴重な経験になりました。
今後は、舞台上でも太鼓の音をしっかりきいて、篠笛を楽しめようになりたい、のと、指きり、うち指ができる余裕を持ちたい、のと、周りの状況に左右されず、本番までいいイメージを保ち、本番で集中できる力を養いたいです。
リズムを感じて楽しめるようになれたら、もっと楽しいのに~と思います。
それと、自分のマイクは自分で出せるようになりたいですね。
情熱大陸まで1週間、頑張ります。
今後ともよろしくお願い致します。
入会金の設定はしておりません。まずは、一度、レッスンを受けて下さい。個人レッスン

グループレッスン

教室・サークル

無料のメルマガを不定期で配信しています。
篠笛が上達するためのアドバイスをはじめ、スタッフから教室の開催日のお知らせなどが届きます。
どうぞ読者登録してください。
