緑の山々に囲まれた
穏やかな田舎町を訪れる。
窮屈さが全くなく
澄んだ空気が心地いい。

その地に来ると
ふと力が抜け
様々な有難味を
覚え直せる。

緑はいつでも
キツさや冷酷を
忘れさせて
心をやさしく
包んでくれる。

この時勢の機械化に
悩まされていたのも
無かったことにできる。

癒されながら
涙粒を流し
その恵みを
心の底から
感じてくる。

疲れたら再び
その田舎町へ行き
微妙に変わり出す
緑の光景を
写真に収めたい。