友人の工作機械製作の会社に特許等の法務関係に詳しいすごい社員がいて、とにかく実務能力に長けたスゴ腕の人なのだが、周囲との折り合いに難アリの人がいて、アドバイスを求められたので、「実務能力がいくらあってもそれが活かせないのなら会社にとってもその人にとっても不幸だから、本人と相談のうえ配置転換するなり辞めてもらうなり(強制的な解雇はダメだが)したら?」と言ったら驚かれました(笑い)。


他の社労士だと、そういった優秀な人材を社内でどう活かすか・・・という観点で色々策を講じるようなアドバイスを言われるそうです。

うん、その考え方も否定しません。


ただ、周囲の人がパワハラしたり問題ある行動をとってるのならまだしも、どうやらその人自体が法務実務の観点で全て画一的な処理や判断を周囲に強要して開発や営業担当の社員との関係性が悪くなったと言うことなんですね。

しかも本人は法務のスペシャリストの自負があリ能力もあると。


いやいや、能力あると言っても弁理士や弁護士の資格があるわけではないし、法務的なことだけなら社外の専門家にアウトソーシングした方がいいでしょう?と言うのが私の結論でして。

会社に雇用されてる身なら悪い意味ではなく、一つの歯車的な側面、働きも求められるわけで、周りの別の歯車と噛み合ってうまく回転できなきゃ意味ないし、そこまでが職域でしょ?って話しです。


弁護士などより難易度はるかに低い社労士でもいるんですよね、自分は勤務社労士として総務人事のスペシャリストになりたい!!と力入ってる人。

いや、そんなの会社求めてないんじゃねーの?それだったら独立開業して社労士やれば?ってな話しです。

・・・でもそうやって独立した人間って絶対うまくいかないのよねw w


自分なんかは元々純粋な社労士業務に興味なくて、投資関連業務のフィールドでやりたくて、かつて勤めていた職場(ホテル経営)自体が全く畑違いだったのでそんな勘違いをせずにいれたのが良かったです。