賃貸契約に新方式
昨夜の大雨の後、どんよりとした雲がゆっくりと南へ流れている東京です。
春はすぐそこまできているようで、湿度のせいもあってか生温かく感じられます。
今日の日経新聞に、国土交通省は空き家の増加に歯止めをかけるため、住宅の賃貸借契約に、
借り手が自分の好みで自由にリフォームして退去時の原状回復義務を追わない新方式をつくり
来週にも賃貸契約に関する指針を発表する、という記事がありました。
(以下、日経新聞より抜粋引用)
※ 空き家の増加に歯止めをかける
● 全国の空き家は 2008年時点で 約756万戸
● 全住宅に占める空き家の比率はなんと、13%
● 地方を中心に治安悪化への懸念、地震による倒壊など防災面でも問題になっている。
そこで、国土交通省は中古住宅賃貸契約の新たな選択肢として
借り手が自分の好みに改修し、退去時の原状回復を不要とする『自由改修型』の
新方式を導入しようというもの。
入居者と家主が合意したうえで、入居者負担で壁紙クロス、キッチン、浴室、WC 等を
自己負担で自由にリフォームすることを認め、退去時には原状回復の義務を負わない、
とする契約内容。
● 入居者のメリット
・ 自分の住みたい家を自分好みで自由にリフォームできる
・ 退去時の原状回復義務がないので安心してリフォームできる
● 家主のメリット
・ 入居者募集の際にリフォーム工事をしなくて済み、修繕費が不要
・ 入居者が退去した後もリフォームしないで新方式で再募集できる
実は、弊社保有物件:No,4 中古一戸建 でも、
偶然に同様の方式で賃貸借契約をしたことが有りました。
・ 入居者は友人の紹介で、新建材やクロスのアレルギー体質の方
・ 前入居者が退去した後でリフォームなし、内装リフォームはご自由にという契約内容
・ 友人の紹介でもあったので、10万円の家賃を 8万円に値下げして入居して頂きました。
・ 自分でクロス張替をしたり、浴槽を「檜風呂」にしていました。
※ 退去の時はさすがに「檜風呂」は持っていきましたが、・・・ (笑)
少子高齢化人口減少時代に 増え続ける 空き家
国土交通省の 住宅政策も やっと
新築住宅重点主義から
既存の中古住宅市場活性化へと
目を向け始めたという事でしょうか。
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それでは また お会いしましょう。 (^-^)ノ~~