消費税増税、建設・不動産業界への影響は
夏の日差しが照りつけて猛暑の東京です。
七月の第3月曜日、 「海の日」ですね、各地の海は大賑わいでしょう。
先月26日、消費税増税法案が衆議院で可決されてから、不動産業界で何かと話題になっているのが
「住宅の駆け込み需要」 と 「増税後の冷え込み」 です。
消費税の引き上げは、
① 2014年4月 5% → 8%
② 2015年10月 8% → 10%
の 増税が予定されています。
特に住宅建設費は金額が大きいため、
消費税の増税は購入者心理にも大きく影響します。
増税前に購入契約をしようとするユーザー様が多いのも当然です。
また、供給するデベロッパー側の売上にも同様に影響を及ぼします。
『A社は来期物件を高値で取得したらしい。』
『B社はどこそこの事業用土地を取得したようだ。』
と いう噂を耳にします。
消費税が増税された後、数年は需要が激減するため、
各社とも増税前に竣工引渡しできる事業用地の仕入れに力をいれるのは当然です。
今日の日経新聞:エコノフォーカスには、
消費税増税をにらみ 見学者が急増、 住宅駆け込み需要 じわり
の記事が有りました。
モデルルームへの来場者が急増し、増税前に購入しようとする人が増えているようです。
(日経新聞より引用)
前回の増税(1997年4月)では、増税直後から住宅着工戸数も激減した。
(日経新聞より引用)
東日本大震災の復興で、建設事業の求人数が高まっている中、
消費税増税の駆け込み需要が重なり、
建設業の労働者単価はうなぎのぼりのようです。
そのため、建設工事費も大幅に上昇しているようです。
少子高齢化が進む人口構成の日本社会、
消費税増税が今後の日本経済の行方に
どのような影響を及ぼすのでしょうか
ブログランキングに参加中です。
皆様方の 1日 1回の応援クリックに感謝し、励みにしています。
それでは また お会いしましょう。 (^-^)ノ~~