不動産屋であり中小企業診断士。そして、借金、多重債務問題、競売、任意売却。再生のプロフェッショナル(ホームページ⇒有限会社大野不動産コンサルタント事務所) のブログ部屋へようこそ!日々の思いついた事を、ブログにしています。今日はこんな話・・・
ホームレスの自立支援を目的に「無料低額宿泊所」を運営する民間事業者が、生活保護を受けている入所者から、いろいろな名目で金品を巻き上げたりする事件が新聞報道され、「詐欺容疑」の疑いで家宅捜査を受けた。
善意から、真面目な、「ホームレスの自立支援を目的に「無料低額宿泊所」」を開設している人々や団体がみれば、非常に迷惑な実態だろう。
生活保護者を食い物にする「生活保護ビジネス」の犯罪者を許すことは出来ん。取り締まりをもっと強化してほしいものだ。
いろいろな理由で自宅を追い出され住むところもなく、そのうえ収入もない。そのようなときなど「生活保護」を受けるのも生きる手段だからと勧めることもある。
強制しないのは、本人が「生活保護」を受けたくないという方もいるからだ。「生活保護」を受けるための様々な規制が理由にあげられる。
そのような厳しい環境で、「住むところもない、生活が苦しい。生きていけない。」となる。このまま放っておけば、のてれ死んでしまう。
ここまで来ると、国に保護してもらわないと生きていけない。
が、生活保護を受ける方を、働かない怠けものと誤解している方がいる。
「生活保護ビジネス」に手を染める団体は別として、反社会的な輩で不正受給が報道されたりしていますが・・・不正受給は、ほんの一部です。
本当に生活保護が必要な方が、受けられないのが現状であって、報道に惑わされないでほしい。
生活保護が必要な方の生活保護申請に付き添いで何度か行ったことがある。
役所の方は、生活保護申請の手続きをなかなか受け付けてもらえない。
「まだ若いから働けますよね。(実際は60歳)」「親戚中に通知が行くけどよろしいですか。」「病気と言いますが診断書は?」
いやなことを、ズバズバ言う。
「住むところがないのですか、それでは、受け付けられません。」
住むところがなくても、生活保護は受けられる。担当は「うそ」をついている。いや訂正です。わからなかったのかな・・・
それに該当するあなた・・・生きるために諦めないで、申請をすること。
あなたは、病気で働けないのだから。年齢などの条件で、仕事に就こうとしても就けないのだから。
状況が改善される少しの間、面倒を見ておくれ・・・
あたしも付き添いで役所に生活保護の申請に同席したことがあるが、申請書が出てくるまで4時間も話し合ったこともある。。
これが現状なのだ。
役所の方針は、生活保護は出したくない方針。・・・この考え方は間違っていないと思う。
だから、いろいろ言ってくる。
でもね、あなたは、自らの命を守らなくてはならない。
で、役所に対処できる十分すぎるくらいの準備をして、取り組みましょう。
人頼みにするのではなく自分で「知識」をつけて生活保護を取れるように臨みましょう。
もちろん、あたしたちも応援します。
では、では。