税理士・会計士先生のための財産評価、不動産鑑定
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これは、企業やReitの不動産取引が活発化してきたことが数字に表れているのだと思います。5兆円台になったのはリーマンショック前の‘07年以来のことで、実に7年ぶりということになります。

依然として続く低金利、東京オリンピックを控えた先高感に加えて、円安がかなり進んだことにより、海外企業、投資ファンドが大幅に伸びているのが大きな要因に思えます。

こういった傾向が続けば、取得競争により不動産価格、地価上昇傾向に繋がる訳ですが、それに連動した形での家賃、地代が上昇しなければ運用利回りは低下します。

不動産取引の活性化による価格上昇は多いに歓迎なのですが、リーマンショック以前の、ババ抜きゲーム的な不動産高騰にだけはなって欲しくないものです。

現代人の必要平均時間を10年前や30年前と比べてみると、短くなっているそうです。

必要時間というのは、睡眠時間、食事時間、通勤時間などです。

睡眠時間をみてみると、現在の平均睡眠時間は6時間2分。これに対して、10年前、30年前はそれぞれ6時間8分、7時間1分。

食事時間では、現在が1時間9分で、10年前、30年前が、1時間25分、1時間24分。

10年前、30年前の通勤時間をみてみると結構ビックリです。

10年前は2時間3分、30年前で1時間43分。

近年の都心、近郊でのマンション建設により職住接近が進んだのが一因なのかもしれないですが、進む少子高齢化・人口減少などを考慮するとマンション過剰供給がどのようなことを引き起こすのかちょっと気掛かりにもなります。

帝国データバンクの調べによると、平成27年の見通しはちょっと不安な感じです。

前年度は、景気見通しについて、「回復局面」と見込んでいた企業が23.7%だったのに対して、今年は13.4%と、前年の40%超の減少です。

同様に景気見通しについて、「踊り場局面」との回答は前年の34.6%に対して、今年は35.5%で、「踊り場局面」という認識の割合は昨年と今年とでは同じくらいのようです。

そして、「悪化局面」との回答については昨年の16.5%に対して、今年は60%増加の26.8%。

悪化すると考える企業は大企業よりも中小企業の方に多い傾向のようですが、大企業でも20%以上が悪化を予想しているようです。

まだまだ年が始まったばかりなので、これらの予想がいい意味で間違ってくれることを期待したいですね。