町外れで日は暮れかけていた。
空気はここから更に冷たくなる。
街灯のないロードサイドは暗やみに
包まれていく。
ほんの少し赤みがかった雲を
しばらく眺めていた。
日が射した昨日は来場者が大幅に増えました。
写真集もそれに伴い売れていきました。
木村伊兵衛賞受賞作家の方も2名来場されました。
そんな有意義な一日でした。
そんな中、写真集について面白い一言を聞きましたので
それについて。
ある方が「写真集を買おうと思ったが実物と印刷がちょっと
違っていたので購入しませんでした」
と僕に知らせて来ました。
しかし僕に言わせると、写真集は実物と違うから写真集な訳です。
全く同じものであればオリジナルプリントの意味がなくなります。
そして写真集は小ロットしか印刷されません。
その時購入しておかなければ将来買えない可能性が出て来ます。
手元においていつまでもその世界観を共有できるのが写真集の
良い所なのです。
その為に安価で印刷されているのです。
もし洋書屋さんなどで気になる写真集に出会ったら絶対に
購入する事をお勧めします。
その時の気持ちは将来消えてなくなってしまうかもしれませんから、、、