釣りを好む人は多い。
僕は一度ガキの頃、フナを釣った想い出がある。
それくらい門外漢だ。
でも清流に放された魚の流線型を見てると
つい時間を忘れてしまう。
虹色に輝く横腹は冷たい水の中で機敏に揺らいでいた。
海外の人の家に行くと必ずと言っていい程、壁に写真が飾って
あります。
それは決して芸術的な写真ではなく、ごくプライベートな
写真であったりします。
サイドボードの上には、家族の写真が置かれている事が多いです。
日本人は写真を撮る事は好きですが、飾ると言う行為はさほど
好きではありません。
壁にキズがつく事を嫌がっているのでしょうか?
それとも掃除の手間を考えて、写真を飾らないのでしょうか?
そもそも飾るような写真が撮れていないと言う事かもしれません。
でも自宅に飾るのですから、誰にも文句は言われません。
もっと飾れば良いのにと思ってしまいます。
「写真を生活の中で活用しよう」
せっかく撮った写真です。
PCの中だけでは可哀想です。
そして、カタログを取り寄せ、吟味し、選んで大枚はたいて購入
した機材です。
自信作を作りましょう。
そうすると、自然に部屋も片付きます。
写真にあった部屋になるからです。
カラーで撮影した写真をモノクロで出力しても良いでしょう。
少し色調を変えて、温黒調、冷酷調に仕上げるのも良いと思います。
そうやって作っていくと、他人の写真も気になって来ます。
写真展にも行きたくなるし、人の写真をじっくり見る事になります。
同じテーマの写真展を見つけると、いても立ってもいられなくなるで
しょう。
写真はプリントしてこそ写真だと思っています。
世界一良い機材を持っている国民ですから後は腕を磨いて撮影する
だけですね。