朝から雨が「しとしと」と。

こんな朝はPINK FLOYDでも聴きましょうか?

僕はこのバンドを中学の頃から聞いていました。

「なんと早熟な?」今ではそう思ったりもします。

当時は「原子心母」というアルバムでオーケストラを使い、A面総てを
(レコードしかありませんでした)使った曲の構成に頭がくらくらしていました。

回りの友人がアイドルや歌謡曲に流れるのを横目に、僕はサイケデリックな少年時代を
過ごしていた訳です。

結成は60年代ですからすでに50年選手と言うことになります。

メンバーの風貌もすっかりおじさんから初老に変わっていきました。

世界的な大成功を納めてメンバー間の確執もあり空中分解状態が続いていました。

2005年に行われた「LIVE8」においてファン待望の再結成が計られたのでした。

しかしこれが最後の再結成となりました。

キーボードのリックライトがこの後ガンで世を去ってしまうからです。

もうこのメンバーでの演奏は聴くことが出来ません。

この曲はアルバム「WALL」の中に納められている「Comfortably Numb」と言う
曲です。

ロックギタリストが弾いたソロで世界一のソロだと評価されている曲です。

このイベントはアフリカ救済の為に企画され、それに賛同して再結成した訳です。

もう何十年も裁判で争い、犬猿の仲のギルモアとライトが最後に壇上で肩を組む
シーンに泣かされます。

それでは「箱根アフロディーテ」の再現でピンクフロイドをどうぞ!