予想通り快適な夜が過ごせました。

年齢を重ねていくと夏をどうしてあの頃待ちわびていたのかわからなくなります。

子供の頃の夏休みは、その言葉と共に記憶の彼方で異彩を放ちつつあります。

過去を思い返す時間は年齢が上がるにつれ多くなるでしょう。

人はいつしか未来を思い描くより、過去を慈しむ方が楽しくなるのでしょう。

僕にとってそんな土曜の一時になっています。

この曲が大ヒットした頃、小さな1DKの部屋で良く聞いていました。

青い絨毯を敷き詰めたその部屋は、狭く窮屈でした。

小さなブラウン管のテレビから流れるこの歌はその頃の時代の幕開けでした。

流れてくるイントロを聴くだけであの頃にタイムスリップしてしまい
胸が痛くなってしまいます。

この頃何を考え、何を求めて生きていたのか判然としません。

多分大した事も考えていなかったのでしょう。

しかし日本は大きく変貌を遂げようとしていました。

世界に日本が認められた瞬間でした。

ジャパンマネーは世界中を買い進み、アメリカをも飲み込もうとしていました。

今は、ご覧の通りのていたらくです。

日本があと何年持つのか、なんて言う議論さえ起きています。

なんだかな?

ですよね。

さあ気を取り直して、日本が一番良い時代にかかりまくっていた
ポリスで「見つめていたい」です。