$不動産投資でハッピーリタイア@横浜の中川隆司のブログ
一日車で走り、撮影し疲れきった体を
休めるところは、ここモーテルだ。
旅の間ここが自分の家になる。
そしてその家が毎日変わる。
そうやって移動しているアメリカ人は
驚く程沢山いる。

ロードトリップフォト   http://web.me.com/roadtripphoto


いい天気ですね。
昨日は僕が昨年写真展をやった、お茶の水のギャラリー
バウハウスへ行ってきました。

読んでくださっている皆さんは、写真に興味がありますか?
東京には多くの写真ギャラリーがあります。

写真ギャラリーには大きく2つの分け方があります。
1つは、写真メーカーが主催するギャラリー、ニコンサロン
とか、ペンタックスサロンなどがこれです。

もうひとつは、個人が主催するギャラリーです。

写真メーカーが主催するギャラリーは、主に展示を目的にし
ています。
個人のインディペンデントギャラリーは、販売を目的にしま
す。

僕ら作家は、この二つをうまく使い分けています。
そして前述のギャラリーバウハウスはとても雰囲気のいい
おしゃれなギャラリーです。

昨日はここでギャラリートークが開かれ、写真家の高梨豊氏
とイラストレーターの南伸坊氏の対談でした。

高梨豊氏は僕の東京造形大学時代の教授です。

写真の事など何も知らずに入学したアホな地方出身者の自分
に根気よくつき合ってくれ、時には自分の機材を撮影の為に
貸してくださいました。

現在こうやって写真を続けていられるのも彼がいたからに他
なりません。

もし皆さんが東京に住んでいて、少しでも写真に興味がおあ
りでしたら、お茶の水のギャラリーバウハウスに行ってみる
事をお勧めします。

神田明神のすぐそばですから、カメラ片手に歩くと色々な発見
がある場所です。
デートにも最適です、また僕もやりますからその時は告知いた
します。

僕にとって不動産投資は大事な事業ですが、いつもいつも不動
産の事を考えている訳ではありません。

やはり写真は今まで生業としてきたものですし、いつまでもや
り続けたい事のひとつです。

そして長くやっていると、自分がすっかり傍観者から当事者に
目線が変わっている事を感じました。

それは、対談を聞いている自分を分析すると、作家高梨豊を聞
きながら、いつしか自分だったらこう撮る、こう表現すると言
った感情が自分を支配するのです。

本当のその人のファンであったら、その人の言葉に心酔し語り
を聞くと思います。

僕も以前はそうでした。
もちろん、今でも高梨豊氏のファンである事には変わりはあり
ません。

しかし、昨日の対談を聞きながら僕の中のステップがいつしか
一段上に上がっているのに気がつきました。

それは、自分のやり方、道を大事にすると言う事にも通じます。
以前のように、他の作家との交流にもあまり興味がわきません。

どんどん内なる自分の領域に向かっているように自分で自分を
分析していました。

写真には沢山のカテゴリーがあります。
そして沢山の作家がいます。

旅がお好きであれば、そんな写真を前に座っている作家と少し
の時間語らう事も楽しい時間になるのではないでしょうか?