新築マンション購入遠く 愛知、年収の5.5倍に
2007年度の愛知県の平均年収は、1人当たりの512万円、マンション価格が2861万円。年収倍率は前年より0.46ポイント高い5.59倍に上がった。前年に比べ年収のアップはおよそ0.7%、マンション価格はおよそ9.8%の上昇となり、収入が増えない中でマンション価格が上昇したことになる。
このマンション価格の上昇は、資材価格や地価のアップによるところが大きい。
今後マンション価格は、供給過剰や景気の動向によっては、下落に転じる可能性もある。
<CHUNICHI Web>
上記調査は不動産情報の東京カンテイ
が、70平方メートルの新築マンション1部屋の価格が、年収の何倍に当たるかを示す「年収倍率」の、地域別試算による。
<ソース>
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/55TRchubu.pdf
しかし、マンションのデータは多く見られるけれど、一般住宅はのデータはなかなか確かな報告がない。
そこで、REINS の情報サイトから探ってみる。
2008年02月から年04月の平均成約価格は3708.42万円、去年同時期は3178.21万円とおよそ17ポイント上昇している。
上記データの平均土地面積は154㎡(約46.58坪)、坪単価79.61万円だ。これを昨年同時期と比べると、平均土地面積は150.65㎡(約45.57坪)、坪単価69.74万円と、価格はおよそ14ポイント上昇傾向である。
なお、REINSの情報は中古住宅を多く含んだものであり、一概に新築住宅には当てはまらないが、購入価格のひとつの参考として下さい。
新築一戸建ての価格もマンションと同様、今年は下げ含み傾向と言われており、今後の価格動向に注目したい。