(京都永観堂。本堂と紅葉。もっと雄大ですが空気感は伝わりませんね)

 

 

今回も前回の話の続きです。

今回は、融資担当の方との話の中で出てきたものの最後の部分をお伝えします。

 

今回で本シリーズを一度締めます。

 

 

1.不動産投資を始めるに当たっては

 

当家では、当方の息子が不動産投資に興味を持ったところ。

少しずつ必要な知識を得てもらう段階に入ったところです。

 

これにつき、融資担当者の方からは以下のアドバイスがありました。

これは当方とも考え方が一致している部分です。

 

それは、「最初は小規模な物件で経験値を積上げ、次第に大きくすること」。

なお、小規模な物件とは、4室程度のアパートや貸家等を指しています。

 

まずは小規模物件を責任を持って経営し、経験値を積み上げ、

大規模物件の経験値の基礎を作ろうということです。

 

 

1.サラリーマン大家がもて囃された時代

 

サラリーマン大家がもて囃された時代には、

その辺りは一足飛びに乗り越えられる状況にありました。

 

一気に億単位の物件のオーナーになり、

一気に千万単位の家賃収入を得られる時代だったからです。

 

しかし、今現在は物件も高騰し、融資も下りづらくなり、

小規模な物件からワンステップずつ階段を上がる時代です。

 

ある意味、それはそれで正常な世界なのかも知れません。

また、要らぬリスクを背負わなくてよくなった時代といえるかも知れません。

 

 

1.当家の場合

 

当家では、当方が物件を維持することさえ適うのであれば、

次の世代はいきなりそれらを手に入れることからスタートします。

 

この際、最も危惧されるのは「それが当たり前」の状態でスタートすること。

当方が考え、乗り越えてきたものが一切伝わらないリスクがあること。

 

この部分、ちょっとした知識や聞きかじりの話があっただけでも、

対処できる幅は大きく変わると思うのです。

 

従って、最初は取れるリスクの範囲内から経験値を貯めること、

これが非常に大切だと思います。

 

 

1.融資担当者との話

 

ここまでざっとお話ししましたが、実際にはシークレットな内容も話しました。

当方の場合、融資担当者との話はさほど頻繁には行いません。

 

しかし、いざというときに頼りにする必要のある方々であり、

最低限の顔つなぎは必要です。

 

また、投資家の頭に知識の基本構造さえ入っていれば、

ちょっとした話でもスルスルと入ってきます。

 

短い時間内でも有益な話ができるよう、

普段からの知識吸収はしっかりと行っておきたいものです。

 

 

 

続きの話は次回送りとさせて頂きます。

今回もお付き合い、ありがとうございました。