(京都嵐山宝鏡院。小ぶりながら紅葉の名所。以前は寂れていたのですが…)
今回は前回の続きをお話しします。
人生で先々のことを考えておくことは非常に大切です。
若いうちから対策しておくことの大切さを確認します。
今回は巷でよく使われる「Fire」と絡めてみようと思います。
書いていたら長くなりましたので、複数回に分割します。
1.大橋巨泉という人
若い方にとっては馴染みのない人物です。
その昔、TVの黎明期を支えた大橋巨泉という人がいました。
たけしが比較的若い頃、プライベートでの付き合いがあり、
それをTVネタにして笑いを取っていた、その相手方です。
その方もある時期に実質的な「Fire」状態になり、
一時期業界から引退したことがありました。
ただ、TV業界といえば人の繋がりが深い業界です。
日々、様々な方たちと接しながらのやりとりが仕事の基本です。
しかし、引退してからはゴルフ三昧。
本人もそうしたいと考えていることのようです。
けれども、コースに出るには仲間が必要です。
しかし、大橋巨泉が関わっていたのは売れっ子ばかり。忙しい方ばかり。
そんな簡単にメンツは集まりません。
そんな中で白羽の矢がたったのが当時のたけし。
たけしも義理堅いですから「たくさん付き合ってあげた」そうなのです。
その中で、深夜番組にてよくぼやいていたこと。
「テメェがヒマになったからってオイラばっかり呼ぶなっての」
「ヒマを持て余した金持ちなんてタチが悪いんだよ」
「アレだな、急にやることがなくなって困ってるんだな」
…一字一句正確ではありませんが、
当方の心の中に残っている記憶です。
何か目的があって「Fire」したのではなく、
「Fire」することが目的だとこうなる可能性があるかも…
「Fire」することが悪いことではないんですけどね。
今でも考え続けていることです。
続きはまた次回。
今回もお付き合い、ありがとうございました。