(京都鹿王院の苔むす庭に散る紅葉の葉。季節ならではの風景。)
今回は前回の続きです。
投資を学ぶに当たって利用する方もおられるであろうセミナー。
その利用の可否や注意点をお話しします。
前々回からエキスポ系の話をしています。
今回は3分割の3です。
1.個別営業と専門用語の嵐に圧倒されぬよう
最近は新築の開発業者でもしっかりと勉強し、専門用語を普通に使い、
シミュレーションを実施するところが増えました。
それが何かを理解している方ならともかく、
初心者の方は注意して頂きたいと思います。
それらすべては商品の付加価値を高めるために行われているのであり、
あなた個人に対して行われているものではありません。
今後、そうしたものを扱うレベルに達する前段階として、
「そういうものもあるのだ」という認識をするにおいては大切です。
しかし、それに感心してしまったり圧倒されてしまったり。
そして、個別に営業されると断りづらかったり。
佳からぬ方向に話が流れるリスクがあることを知ってください。
当方の感覚としては、小難しい「数理」の話以前に、
「その物件にその数字の前提となる需要が本当にあるのか」、
こちらの方がよっぽど大切ですからね。
極端な話、見込みの数字なんて幾らでも作れますから。
焦らずワンクッション入れることを心掛けてください。
続きはまた次回。
今回もお付き合い、ありがとうございました。