(山梨天下茶屋から富士山を望む。雄大な空気感、写真では伝わりません…)
今回も前回に続き、
不動産を利用したアーリーリタイアに関連するハナシをします。
今回は、少額投資から生じた果実も含めて再投資した場合の成果を確認します。
巷でいう「複利効果」を織り込んだらどうなるかという話です。
では、今回の内容、以下どうぞ。
1.再投資まで加味すると
前回お話しした小規模投資では、
得られた果実を再投資することは考慮していません。
設定した条件によれば、果実は10%と設定していますから、
果実が10単位集まる毎に100%となり、次の1件の再投資が可能です。
これを実行すると、投資効果のスピードはどんどん速くなり、
この条件設定であれば、果実の量は20年で倍近くなると思います。
1.再投資の具体的なイメージ
具体的には、前回の1物件毎に毎年果実を得られる「1+2+3…」を当てはめると、
当初は4年目で10単位となり、次の再投資が可能です。
以後は、その1単位を加味できますから、
5年目は「5+1」、6年目は「6+1」と考えることができます。
そうすると、7年目で2回目の再投資が可能となり、
次は「8+2」、「9+2」とすることができます。
では、20年間切れ目なくこれを繰り返すと、
幾つ物件を所有し、年間何単位の果実を得ることができると思いますか?
また、総計何単位の果実を受け取ることになると思いますか?
1.再投資の成果
再投資の成果は以下のとおりです。
図解の「?」に総計を入れました。
(1) 果実の総数…410個(再投資しなかった場合(210個)の約2倍の数)
(2) 総物件数…55件(再投資しなかった場合は20件)
(3) 1年間に得られる果実数…55個(再投資しなかった場合は20個)
再投資することの効果がどれだけ大きいか、
この数字をみて実感できると思います。
…次回は、上記を現実に近い数字に近付けてみようと思います。
かなり厳しいハナシになると思いますが、めげずにどうぞ。
続きはまた次回。
今回もお付き合い、ありがとうございました。