(さる神社境内で夏の空を写す。太陽の光が直接入らないギリギリの位置でパチリ。)

 

 

今回も前回に続き、これから不動産投資を始める方、或いは始めようと考えている方向けのお話しをします。

 

今回は、不動産投資に関する情報収集をする際の注意点等に付きお話しします。

 

 

1.不動産投資に関する情報収集をする上での注意点

 

ここまでの話に関連して注意が必要な事項があります。

一部の話は重複します。

 

巷に溢れる情報のうち、

以下のようなものは特に注意が必要です。

 

(1) 過去の成功が今に通用するような言い方をしているもの

(2) 業者のポジショントーク

 

投資に関する情報はとかく「甘々」で書かれていることが大半です。

「誰が」「いつの話を」「どのような背景を持って」書いたのかを注視して下さい。

 

それによっても書かれていることの意味が全く違ってきます。

では、それぞれにつき、以下で簡潔にお話しします。

 

 

1.過去の成功が今に通用するような言い方をしているもの

 

過去の成功を謳うものや、過去実行した方程式が

今でも通用するかのような言い方をするものは要注意です。

 

こうした情報で今後に続く投資家のことを思って書かれているのは僅かです。

過去と現在とで全く同じことはできないと話したとおりだからです。

 

こういった話は、話そのものがズレている、オカシイ、

そうしたことに気付いて下さい。

 

また、同じ投資家としてアナタに教えてあげるよ、業者を紹介するよetc…

こうした投資家はさらに注意。

 

アナタの立場に立っていると見せかけて、業者とつるんでいたりします。

こうした輩に簡単に釣り込まれないようにしたいものです。

 

 

1.業者のポジショントーク

 

不動産業者も不動産投資を勧めているケースがよくあります。

しかし、彼らの目的は、物件を動かして手数料を得ることです。

 

主目的も立場も投資家とは異なっているのですから、

投資家の視線でものを見ていないことは明らかです。

 

ただ、最初から騙そうとしている業者ばかりではありませんし、

穿った(うがった)見方で相手を見ても仕方ありません。

 

まずは、彼らが置かれているポジションを見抜くこと、

そして、彼らの言いなりになるのではなく持っている力を借りること。

 

そのような形で付き合いを構築すればよいと思います。

過度に信頼しすぎないことがポイントですね。

 

 

1.親が不動産投資をしている方

 

親が不動産投資をしている方は、

こうした関係の話は直接親に訊くのが手っ取り早い方法です。

 

親は既に経験値を有しており、不動産投資の現場にいるからです。

また、自分の子供にヘタな話をする親はいないと思います。

 

その点において安心して話を聞くことができるでしょう。

時代は違っても経験値は貴重なもの。上手に引き出して下さい。

 

 

 

続きはまた次回。

今回もお付き合い、ありがとうございました。