(神奈川松田ハーブガーデンの桜と菜の花のコラボ。2月下旬の風景。)

 

 

今回も前回に続き、これから不動産投資を始める方、或いは始めようと考えている方向けのお話しをします。以前回からの続きですから、必要に応じて該当回からご確認下さい。

 

今回は、融資条件が厳しい中、これからどのようなパターンで投資をしたらよいのか、ちょっと考えてみましょう。

 

では、今回分、以下どうぞ。

 

 

1.小規模に投資して積み上げる

 

以下は、現状もし当方が不動産投資の世界に新規参入するとした場合の作戦です。

一例に過ぎませんから、皆さん自身でも様々考えて下さい。

 

融資を利用して大規模に投資することが難しいのであれば、自己資金を多く入れて、

小規模かつ地道にコツコツ実行し、時間を掛けて規模拡大するしかありません。

 

最初の1軒の投資に必要なカネを貯めて物件を購入し、

次はそこからの上がりと従来続けてきた分を合わせて貯める、

 

またその分を2軒目の物件購入に充て、さらに額を多くして貯め続ける。

そして3軒目、4軒目と延々続けるのです。

 

当初の15年から20年程度はこの繰り返しから始めるとよいと思います。

当初の伸びは遅々としますが、時間の経過と共にスピードアップするでしょう。

 

投資対象となる物件は、数百万円くらいまでの貸家(一軒家)、

又は3,000万円台の一棟もののアパート。

 

客付けに苦労せず比較的カネ回りのよくなりそうなものを選びます。

 

また、融資が厳しいとはいえ、これは一般の金融機関のこと。

 

日本政策金融公庫等の特殊な融資が使えるかどうかを積極的に検討し、

資金繰りを圧迫しない程度に利用し、規模拡大のスピードを上げます。

 

 

1.絶対に手を付けない投資パターン

 

どんなに手軽な投資であろうが、

当方、新築の区分所有マンションには手を付けません。

 

またいずれシリーズもので紹介しようと思いますが、

この手法はそもそもの話として不動産投資に該当しないからです。

 

投資や区分所有という特殊な性質、

そして投資フォーマットを提供するデベロッパーの甘言。

 

どれを取っても成功する要素がありません。

 

較的少額で始められることだけでなく、

大都市圏の駅近で価値下落がなさそうだ、管理等の手間要らずで楽そうだ…

 

すべてがよいことの塊になっているように見えますが、

カラクリや数字の流れを想定すればアウトなのは歴然です。

 

これを始めてしまったら、

不動産投資の世界には二度と戻ってこられない可能性すらあります。

 

充分ご注意下さい。

 

 

1.親が不動産投資をしている方

 

親が不動産投資をしている方は、

新築の区分所有マンションへの投資がなぜNGなのかを尋ねてみて下さい。

 

様々な意見やアドバイスが返ってくること思います。

 

現状は正否双方の答えが並ぶ可能性がありますが、それで構いません。

いずれご自身でしっかり学んで頂いて最終判断をして下さい。

 

 

 

続きはまた次回。

今回もお付き合い、ありがとうございました。