(江ノ島入口、江島神社に向かう参道。両側は土産屋と食堂が建ち並ぶ。)
今回も前回に続き、これから不動産投資を始める方、
或いは始めようと考えている方向けのお話しをします。
前回からの続きですから、必要に応じて該当回をご確認下さい。
では、今回分、以下どうぞ。
1.新規参入は無理なのか
前回に述べたような話(=成功者たちと同じことは事実上無理)が出ると、
「自分には無理なのか」「難しいのか」と諦めの声が聞こえそうです。
しかし、そんなに落胆することはありません。
成功者たちと同じペースで、同じ規模で、同じことができないというだけで、
全てを無理だと否定するものではないからです。
参加できるプレーヤー数が限られるのは事実ですが、
現代が氷河期のような状態となっただけです。
従って、不動産投資の世界がなくなった訳ではありません。
現代において新規参入を試みている方は、
過去の「先輩たち」が残したノウハウをそのまま鵜呑みにはしません。
オリジナリティの高い方法を用いて不動産投資を実行しています。
当方の知り合いにもそういう方がおられ、感心しきりです。
本当に不動産投資を実行したいなら、どこかに必ず突破口があります。
どうすれば突破できるか、真剣に考え、行動して頂きたいと思います。
1.新規参入が難しくなった大きな要因
では、新規参入が難しくなった要因には何があるでしょうか。
現代と過去を比較した際に最も大きい違いを以下に列挙します。
なお、詳細は追々展開しますから、
今はそういう事実があるというレベルで押さえて頂ければ結構です。
(1) 現代は融資環境が相対的に厳しくなり、ハードルが上がったこと。
(2) 現代は物件価格が高騰し、得られる利益が相対的に下がったこと。
1.具体的にはどういうことなのか
では、もう少し具体的に述べるとどういうことなのでしょうか。
「要するに」でいうと、以下の2つに集約することができます。
(1) 以前のように、一気にハイレベルに到達することができなくなった。
(2) 当時に比べて準備時間や準備すべき資金量がより多く必要になった。
つまり、融資基準が高くなったことと、投資額に対する「実入り」が減り、
反面で自己資金をより多く準備する必要性が生じたこと、
そして、それが必要であるが故に準備期間も成果を出す時間も必然的に長くなった、
このように捉えて頂くとよいと思います。
1.親が不動産投資をしている方
親が不動産投資をしている方は、もし親がゼロから始めるなら、
どのようなライン取りをするか尋ねてみて下さい。
参考になるアドバイスをもらうことができると思います。
同時に、親が既に投資をしているなら、
新規参入の障壁が非常に低い状況を存分に利用してください。
その時点で10年単位のアドバンテージを有しています。
「立っているものは親でも使え」、そのとおりに駒を進めてよいと思います。
…長くなりますので続きは次回に送ります。
続きはまた次回。
今回もお付き合い、ありがとうございました。